「薬屋のひとりごと」は小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿された小説を原作とするシリーズです。
現在アニメ1期が絶賛放送中ですよね。
今回は「薬屋のひとりごと」の登場人物「シスイ」について、いろいろ調査してみました。
薬屋のひとりごとのシスイの正体は?
ずばり「シスイ」は淑妃・楼蘭です。
「シスイ」は「子翠」と書きます。
子翠は楼蘭妃付きの下女として猫猫と知り合いますが、実は侍女を身代わりに仕立てて後宮内で自由に動き回っていたのです。
父親は地方の豪族で上級官僚の子昌、外廷で宮女として働く翠苓は異母姉に当たります。
子一族の謀反のためにスパイ活動をしていた子翠なのですが、明るくて屈託がなく、そんな風にはとても見えませんでした。
虫が好きで、好きなものとなると没頭してしまう様子は猫猫とよく似ています。
子翠の母である神美は先帝の妃でしたが、幼女趣味の先帝には見向きもされず臣下の子昌に下賜されます。
そればかりか幼い侍女が先帝のお手付きとなったことで女官たちから嘲笑され、神美は皇族への恨みを募らせるようになり、やがては一族を巻き込んだ謀反を計画します。
そんな母の姿を見て育った子翠はやがて子一族の滅亡を願うようになりました。
後宮でスパイ活動を行っていたのも、本当の目的は子一族を滅ぼすためだったのですね。
薬屋のひとりごとのシスイのアニメ初登場シーン
子翠としてはまだ登場していないのですが、楼蘭妃は第14話で登場しています。
「薬屋のひとりごと」第14話
— Mino (@m2mnr) January 21, 2024
猫猫の授業は房中術に関するもので間違いないよね。このあたり、まさに「後宮小説」の影響だね。
楼蘭妃は全くしゃべらないし、どんな人か判らない。方言きついとか有るか?
曼珠沙華は飢饉の時にくらいしか食べないよね。うまいもんじゃないと思う。#薬屋のひとりごと pic.twitter.com/8iqWljuF5P
雪のちらつく中、後宮へやってくるシーンはとても綺麗でしたね。
ただ、言葉を発するわけでもなく黙ったままでしたので、あまり印象に残っていない方も多いのではないでしょうか。
薬屋のひとりごとのシスイの最後は死亡は本当?
子翠の最後について調べてみましたが、Web版と小説版で違いがあるようです。
Web版
「小説家になろう」に投稿されていた物語では、子翠は壬氏にすべてを話して悪役を演じ、護衛であった馬閃に斬られて亡くなります。
小説版
子翠は逃げることもせず戦場へ赴き、銃弾を胸に受け崖から飛び降ります。
ところが遺体は見つからず、行方不明となりました。
その後、子翠は海を渡り「玉藻」と名乗り生きていくことになります。
玉藻前についてご存じでしょうか?
平安時代に美貌と博識から上皇の寵姫にのぼりつめたとされる伝説上の人物で、陰陽師により暴かれたその正体は九尾の狐であるといいます。
玉藻前は、古代中国の王朝殷の王を惑わし国を滅ぼしたとされる九尾の狐・妲己と同一だとされています。
妲己は後に「若藻」と名前を変え、吉備真備の乗る遣唐使船に同乗し、来日を果たしたそうです。
玉藻=玉藻前というわけではないのでしょうか、苦労してきた子翠には異国の地で幸せになってほしいですね…。
薬屋のひとりごとのシスイの声優は?
子翠の声優についてはまだ発表がありません。
というのも、楼蘭妃は第14話で出てきてはいるものの、まだ一言もしゃべっていないのです。
また、子翠としてはまだ登場していません。
楼蘭妃と子翠は様子が全く異なりますので、どんな感じになるのかすごく楽しみです。
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薬屋のひとりごとのシスイの正体を調べている人によくある質問
薬屋のひとりごとの淑妃の正体は?
淑妃・楼蘭の正体は子翠です。
猫猫の壬氏の正体は?
壬氏の正体は皇弟・華瑞月です。
壬氏様の母親は誰ですか?
公には先帝の妃・安氏とされていますが、猫猫は赤ん坊の取り違えにより現帝の妃・阿多が母親なのではないかと推測している(真偽は不明)。
薬屋のひとりごとで壬氏と猫猫がキスしたのは何話?
人工呼吸としてのキスは小説3巻の17~19話、ガンガンコミックスでは12巻63話、サンデーGXコミックスでは13巻51話です。
まとめ
今回は謎に包まれた人物「シスイ」について調査してみました。
子翠の正体は淑妃・楼蘭、アニメ第14話に楼蘭として初登場しましたが、子翠としてはまだ登場していません。
また、キャストについては公式からの発表もまだありません。
これからの物語の核となる人物ですから、子翠の登場も待ち遠しいです。
アニメは見ているけどコミカライズも気になる!という方は、是非ご紹介したお得情報を活用して読んでみてくださいね。
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