伏魔御厨子の元ネタとは?神社が由来?料理説も?強すぎな能力効果について解説!

伏魔御厨子 元ネタ

好評連載中の「呪術廻戦」ですが、現在本誌では宿儺が無双状態、高専側の呪術師たちがばたばたとなぎ倒されていて、戦いの行方が気になるところです。

そんな宿儺ですが、宿儺の領域展開と言えば「伏魔御廚子」、禍々しい見た目がインパクトのある術ですよね。

この「伏魔御廚子」には元ネタがあるのでしょうか?

また、料理に関係しているのでは…といった考察もあるようです。

今回は、「伏魔御廚子」についていろいろと調べてみましたので、興味のある方は目を通してみてくださいね。

目次

伏魔御厨子の元ネタとなる言葉は神社が由来?

伏魔御厨子の元ネタは?

「伏魔御廚子」は、「伏魔」「御廚子」というふたつのことばに分けることができます。

伏魔

「伏魔」とは、悪人が集まり陰謀や悪事などがたくらまれている場所という意味の「伏魔殿」がわかりやすいでしょうか。

語源は中国の伝記小説「水滸伝」に出てくる建物の名前と言われています。

物語の中では、一人の道士が山中の建物の地下に魔王を封じ込め、軒先に「伏魔殿」という看板を掲げます。

後にこの「伏魔殿」は”決して封印を解いてはいけない場所”と言い伝えられるのです。

御廚子

御廚子については、複数の意味があります。

ひとつは仏像・舎利・経典などを安置する仏具のこと。

次に、食べ物、書籍などを置いておく棚のこと。

さらに、御廚子所(貴人の台所)で働く女性という意味もあります。

これらの意味を総合すると、「魔物の厨房」といった意味合いになるのではとの予想が多くみられました。

伏魔御厨子の名前の意味は神社が由来?

奈良県橿原市に、「御厨子神社」という名前の神社が存在しています。

境内にはふたつに割れたかのような巨石のご神体「月輪石」が鎮座していて、「鬼滅の刃」の聖地としても有名だそうです。

名前が似ていることからモデルとなったのではという説もあるものの、あまり関係性は薄そうな気がします。

伏魔御厨子の手印の元ネタはなに?

つぎに、領域展開をする際の手印について見ていきましょう。

領域展開「伏魔御廚子」を発動する際、宿儺は両手の人差し指と小指を曲げて他の指は立てるような形の手印を結びます。

これは「閻魔天印」と呼ばれるもの。

閻魔天とは、冥府で死者の罪を裁く裁判長、いわゆる閻魔大王のことです。

閻魔天は水牛に乗っているそうなのですが、伏魔御廚子の周りには水牛のものと思われる骨が多数転がっています。

人々から恐れられる対象という意味で、閻魔天と宿儺には共通点がありますね。

伏魔御厨子とは?能力や効果を紹介

伏魔御厨子とは?

宿儺が使う領域展開です。

中央に大きな口のあるお堂のような建物があり、周囲には動物の骨が多数転がっています。

この建物が領域の中心になっていますがそれ自体に特殊な能力はなく、また宿儺が乗ったり触れたりできることから実体があると考えられます。

能力や効果は?

領域内では宿儺の攻撃に必中効果が付与されます。

通常、領域とは閉じられた空間に相手を閉じ込め、自らの術式に必中必殺効果を付与して優位的に戦いを進めるためのものです。

ですが、伏魔御廚子はあえて結界を閉じずに領域を展開することで、相手に逃げ道を残すということを縛りにして必中効果範囲を広げています

その広さはなんと最大半径200メートル。

通常領域を閉じずに展開することは、空中をキャンバスにして絵を描くにも等しいほどに難しいことで、このことは宿儺がいかに高い実力を持っているかを物語っています。

領域は閉じられていないので理論的には脱出が可能なのですが、領域が広いうえに斬撃が絶え間なく浴びせられるため、瞬間移動でもできなければ困難なものであると考えられます。

伏魔御厨子の斬撃や術式は?

宿儺の斬撃は2種類です。

解(かい)

呪力を持たない無機物に対して発動する斬撃

ビルを真っ二つにするほどの威力です。

捌(はち)

呪力を持つ対象に対して、その呪力量や強度に合わせた最適な斬撃を浴びせます

斬撃の他に、「開(フーガ)」という炎を操る能力もあります。

加えて、自身や他者を治療するような能力も持っているようです。

両面宿儺の術式は料理?!

宿儺には、先ほどもご説明した御廚子など、料理に関係したものが多数あります。

斬撃の「解」「捌」についても、「ほぐす」や「さばく」と読めますし、炎を操るというのも料理に関係していそうですよね。

また、宿儺のセリフにも「三枚におろしたつもりだったんだが」(1巻第8話)、「俎板の上の魚だ」(25巻第224話)など料理人のようなセリフがあったり、アオリ文でも「万死の厨房、現る!!」(第118話)、「美味なる死は 入念な下ごしらえから」(第119話)などとなっています。

こうした根拠から宿儺の術式=料理という図式が推測されるため、伏魔御廚子は一部では「宿儺’sキッチン」と呼ばれているそうですよ。

これらのことから、宿儺の正体を平安時代の陰陽師である春苑玉成(はるそののたまなり)なのではないかと推理する読者もいるようです。

春苑玉成はもともと鳥獣の肉を料理する料理人「宍人部(ししひとべ)」で、のちに春苑宿禰(はるそののすくね)と改姓しています。

宿禰というのは宿儺とも言われ、武官や行政官に与えられる称号だったようです。

料理人で陰陽師、更には宿禰を冠していることからも、可能性はありそうに思えますよね。

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伏魔御厨子 元ネタを調べている人によくある質問

ふくまみづしとはどういう意味ですか?

「魔物の厨房」という意味であるという説が有力です。

伏魔御厨子とは?

両面宿儺の展開する領域のことです。

宿儺はなぜ伏黒にこだわるのでしょうか?

伏黒の式神術「十種影法術」を狙っているなどの説があります。

宿儺の伏魔御厨子の能力は?

領域内のすべてのものに斬撃を絶え間なく与え続けます。

まとめ

今回は「呪術廻戦」宿儺の領域展開「伏魔御廚子」について調査してみました。

「伏魔御廚子」は「魔物の厨房」のような意味と思われ、料理に関した事柄が多いことからも、宿儺の術式=料理という説があります。

「伏魔御廚子」は広い範囲で繰返し斬撃を浴びせかける強力な技で、理論的には可能とされている脱出も現実的には無理だろうと思われます。

本誌では強い能力を持った宿儺が無双状態になっていますが、宿儺を止められる呪術師はいるのでしょうか。

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ぜひ今回ご紹介したお得な情報を使って読んでみてくださいね。

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