【転スラの地図】町並み・国旗・戦力・組織図・国一覧の見方は?国の読み方もチェック!

転スラ 地図

原作小説からコミカライズ、映画化など様々なメディアミックス展開が行われ、2024年春からはアニメ第3期も始まる「転生したらスライムだった件」(以下転スラ)。

主人公であるリムル=テンペストが建造し、物語の中心として舞台となっている国がジュラ・テンペスト連邦国です。

ジュラ・テンペスト連邦国は通称として魔国連邦(テンペスト)とも呼ばれています。

魔国連邦をめぐって、様々な思惑が交錯し大きな戦いに発展してしまうことも。

この記事では、魔国連邦の町並み・国旗・戦力・組織図、魔国連邦をとりまく国一覧を解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

また、解説するにあたり多少のネタバレも含みますのでご注意ください。

目次

【転スラの地図】町並み・国旗・戦力・組織図・国一覧

転スラ 地図
引用元:転生したらスライムだった件 公式ポータルサイト

リムルの国、ジュラ・テンペスト連邦国。通称魔国連邦

魔国連邦の首都・中央都市リムルの人口は3万人で、ジュラの大森林に住んでいる全部族を合わせると魔国連邦全体の人口は100万人を超えます。

ここからは、魔国連邦の首都リムルがどのような都市なのか、詳しく解説します。

ジュラ・テンペスト連邦国はどんな町並み?

ジュラ・テンペスト連邦国の首都は中央都市リムルです。

主人公であるリムルと同じ名前ですが、これは都市の名前を決める際にリグルドが名付け、満場一致で決まりました。

中央都市リムルは区画整理や街道に敷き詰められたレンガで、整然とした美しい町並みとなっています。

また、町全体に結界がかけられており、且つ、住人に力ある魔物が多いため城壁はありません。

そんな中央都市リムルは、中央広場から十字状に伸びる形の街道で分けられた、主に4つの区画から成り立ちます。

居住地区

北東に位置し、魔国連邦の住人達が住む地区。

瓦屋根の住宅が基本的で、主にファミリー向けとなっていて、寺子屋・学校・商店などもあって住みやすく、シュナの織物工房もこの地区にある。

迎賓地区

北西に位置し、外国からの使者・国賓などをもてなすための地区。

賓客が宿泊・歓待するための迎賓館(げいひんかん)や、温泉施設や庭園などを備えた観光客向けの高級旅館がある。

また、野外音楽堂や体育館等、様々な施設が充実しているのが特徴。

商工業地区

南西に位置し、職人の工房が集中している地区。

基本的に西洋風の建物が多く、工房を中心に装備品・工芸品を売る店が立ち並んでいて、カイジンやクロベエもこの地区に工房を構えている。

職人とその家族の多くは居住地区ではなくこの地区で生活し、労働者向けの食堂も数多く営業している。

観光娯楽地区

南東に位置し、闘技場・地下迷宮などが建設されている地区。

観光客のための見世物小屋や出店が立ち並んでいますが、魔国連邦の住人も楽しんでいる。

将来的にはテーマパークなども建設の予定。

4つの区画以外に中央部に行政執行のための執務館、中央広場、農地、倉庫街、公共施設区画などもあります。

ジュラ・テンペスト連邦国の国旗は?

魔国連邦の国旗は、翼を広げたドラゴンが光を放っているようなシンプルなデザインとなっています。

このドラゴンは言うまでもなく、暴風竜ヴェルドラを基にしたものでしょう。

シンプルではありますが、それゆえに印象により残りやすいデザインです。

ジュラ・テンペスト連邦国の戦力・組織図は?

魔国連邦の軍事でのトップはもちろんリムルですが、指揮権をベニマルが有し、第一軍団~第四軍団の主力部隊、その他に小規模ですが精鋭部隊があり、第一軍団~第四軍団のみで8万を超える軍勢となっています。

魔国連邦の軍団を簡単にご紹介します。

  • 第一軍団…軍団長はゴブタ、主な構成はホブゴブリンとテンペストウルフ
  • 第二軍団…軍団長はゲルド、主な構成はハイ・オーク
  • 第三軍団…軍団長はガビル、主な構成はドラゴニュートとリザードマン
  • 第四軍団…軍団長はベニマル、紅炎衆を各隊長としてさらにその下の構成員をまとめている
  • 紅炎衆(クレナイ)…ベニマル直轄の親衛隊、オーガで構成される
  • 紫克衆(ヨミガエリ)…シオンが率いるリムル親衛隊、蘇生したメンバーで構成され不死性をもつ
  • 藍闇衆(クラヤミ)…ソウエイが率いる部隊、謎が多い
  • 義勇兵団…軍団長はマサユキ、主な構成は冒険者や傭兵
  • 西方配備軍…軍団長はテスタロッサ、評議会に所属している

また、ベニマルを指揮官としない部隊も存在し、そちらはリムル直轄の独立した軍隊となります。

  • 黒色軍団(ブラックナンバーズ)…軍団長はディアブロ、主な構成はデーモン。魔国連邦最強の軍団

ジュラ・テンペスト連邦国以外の国一覧

転スラの世界には、ジュラ・テンペスト連合国以外にも多くの国が存在しています。

ここでは国一覧を掲載し、詳しくは次の項目でご紹介します。

  • 武装国家ドワルゴン
  • ブルムンド王国
  • ファルメナス王国(旧ファルムス王国)
  • イングラシア王国
  • 魔導王朝サリオン
  • 神聖法皇国ルべリオス
  • シルトロッゾ王国
  • ウルグレイシア共和国
  • 忘れられた竜の都
  • 獣王国ユーラザニア
  • 天翼国フルブロジア
  • 傀儡国ジスターヴ
  • 東の帝国
  • 氷土の大陸
  • ラージャ小亜国
  • コリウス王国
  • 黄金郷エルドラド
  • “聖墟”ダマルガニア

転スラ各都市紹介!だれがどの国・場所にいる?

魔国連邦は様々な国と関りを持っています。

前項目にて国一覧をざっと掲載しましたが、ここでは国名の読み方やどんな国なのか、また誰がどの国にいるのかをご紹介します!

武装国家ドワルゴン

武装国家(ぶそうこっか)ドワルゴンはドワーフの王国で、1000年の歴史を持つ国です。

ジュラの大森林の北部に位置し、天然の大洞窟内に築かれました。

ドワーフが5000万人、他種族を合わせると1億人の国民が暮らす大国です。

鉱工業や武具・工芸品を主な産業としており、現在は三代目国王ガゼル・ドワルゴによって統治されています。

ブルムンド王国

ジュラの大森林の西側に接している、人口100万人ほどの小国がブルムンド王国です。

町並みは中世ヨーロッパ風で、特に産業は持っていないため、情報を売ることで国益としていました。

王都には自由組合(ギルド)があり、そこの支部長(ギルドマスター)にフューズ、部下の冒険者としてエレンカバルギドがいます。

また、ミョルマイルは魔国連邦に移住する前、ブルムンド商店街の元締めでした。

ファルメナス王国(旧ファルムス王国)

人口4000万人、ジュラの大森林・ドワルゴン・ブルムンドと国境を接する西方諸国の大国として存在していたのがファルムス王国です。

専制君主制を掲げる軍事強国で、観光と貿易で栄えていましたが、戦争を起こして魔国連邦に攻め入ったものの反撃を受けて軍は壊滅し、転スラでは初めての滅亡国家となりました。

その後、英雄となったヨウムが新王に即位し、その際に国名をファルメナス王国と改めました。

王妃としてミュウランを迎え、騎士団長にグルーシス、側近にラーゼン、顧問に前々王エドマリスが就任しています。

イングラシア王国

大陸のほぼ中央に位置する、西方諸国の大国がイングラシア王国で、人口は4000万人

交易路の要所として栄え、自由組合本部や西方聖協会の拠点があります。

生前のシズもこの国に暮らしており、自由組合本部にはグランドマスターとしてユウキが在籍しています。

魔導王朝サリオン

魔導王朝(まどうおうちょう)サリオンは、2000年前に皇帝エルメシアが興した国で、現在もエルメシアが統治する王朝国家です。

西方諸国と国境を接しており、人口は1億人

魔法研究が盛んで魔導科学が発展しています。

冒険者エレンの出身国であり、父親のエラルドはサリオンの大侯爵、皇帝エルメシアは従姉妹にあたります。

神聖法皇国ルべリオス

神聖法皇国(しんせいほうおうこく)ルべリオスは大陸西部に位置し、ルミナスによって2000年前に建国された宗教国家です。

西方聖教会の本部があり、2000万人の国民が唯一神ルミナスを信仰しています。

西方聖教会の施設の地下には夜想宮庭(ナイトガーデン)と呼ばれるルべリオスの真都があり、ヴァンパイアの皇国貴族が暮らしています。

西方聖教会の聖騎士団団長として所属しているのがヒナタです。

シルトロッゾ王国

シルトロッゾ王国は北海に面した人口200万人の小国で、イングラシアとファルムスに接しています。

金融と工芸を主な産業としており、世界経済を支配しようと企むグランベル・ロッゾの一族が支配していました。

ウルグレイシア共和国

大陸中央の南端に位置し、サリオンに接している小国がウルグレイシア共和国です。

人口は1000万人ほどで、国中に大量の精霊がおり、国民全員が精霊魔法の使い手です。

国の北部にはラミリスの住む精霊の棲家への入り口がありました。

忘れられた竜の都

忘れられた竜の都は、ジュラの大森林の南側に位置し、ユーラザニアとジスターヴに接しています。

人口は10万人未満ミリムによって統治されていますが、政治機能が存在しないため国ではありません。

住民は全員がドラゴニュートで、始祖となったドラゴンが人化して人と交わったために見た目は人間とあまり変わりないようです。

軍隊はありませんが、同様の武力を持つ神官騎士団が存在しています。

獣王国ユーラザニア

獣王国(じゅうおうこく)ユーラザニアは人口3億人カリオンが支配しているライカンスロープ中心の国です。

ジュラの大森林の南側に位置し、忘れられた竜の都とフルブロジアと接しています。

ミリムによって首都がふっとばされ、その後カリオンがミリムの配下となったために、現在はミリムによって統治されています。

名産品は果物で、魔国連邦に輸出されています。

天翼国フルブロジア

人口100万人未満のハーピィ中心の国で、フレイが支配している天翼国(てんよくこく)フルブロジア

海とジュラの大森林、ユーラザニアに接しています。

天を貫く山脈の中心をくりぬいて作られ、空を飛べることができないと立ち入ることすらできない都市です。

希少金属や宝石の採掘が主産業で、フレイがミリムの配下となったために現在はミリムが統治しています。

傀儡国ジスターヴ

傀儡国(かいらいこく)ジスターヴは、クレイマンが支配する国家で、国境はジュラの大森林、忘れられた竜の都、東の帝国と接しています。

人口は1億人ですが、住民の大半が奴隷階級であり、その他はダークエルフなどの魔物種族が中心です。

クレイマンが倒された後は、リルムとミリムが共同で統治しています。

東の帝国

正式名称は「ナスカ・ナムリウム・ウルメリア東方連合統一帝国」ですが、長いために東の帝国との通称で呼ばれています。

大陸の東方一帯を支配していて、8億人を超える人口を擁する大国です。

統一皇帝ルドラ・ナム・ウル・ナスカが統治し、100万もの巨大な軍を所有。

兵器開発も盛んにおこなわれています。

氷土の大陸

魔国連邦のある大陸から海を越えてさらに北にある極寒の大陸で、永久凍土であるため氷土(ひょうど)の大陸と呼ばれています。

ギィが支配をしていますが、普通の生物が住めない環境であるため、ギィやその配下であるデーモンのみがこの土地に暮らしており、国民はいません。

ギィの住まうところは白氷宮と呼ばれ、氷に覆われています。

ラージャ小亜国

魔国連邦の西に位置する小国で、女王トワにより統治されているラージャ小亜国(しょうあこく)

かつては鉱山で金を採掘し繁栄していましたが、ほとんど採掘しきってしまい、国は衰退してしまいました。

映画「転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」で登場する国です。

コリウス王国

コリウス王国は、イングラシアとルべリオスに挟まれた小国で、首都はハーバリア

この国では王子たちが王位継承権をめぐって争いを起こしています。

王国の周りには砂漠が広がるため日中はかなり暑いものの、夜は涼しくなるため避暑地として人気があります。

黄金郷エルドラド

魔国連邦とは別の大陸にある国、黄金郷(おうごんきょう)エルドラドレオン・クロムウェルの領地です。

魔法により、住みやすいよう平地開拓・気流操作が行われ、区画整理が行われた町は形が六芒星となっており、これは町を守るための強力な魔方陣としても機能しています。

金属鉱脈が豊富で、採掘した金などを取引して栄えています。

“聖墟”ダマルガニア

ルべリオスの西に位置し、ダグリュールが支配している土地が“聖墟(せいきょ)”ダマルガニアです。

ミリムとギィの決戦により都は廃墟と化し、通天閣という巨大な塔の周辺以外は触れたものを腐食させる汚染された砂嵐が吹き荒れています。

砂漠化は現在も進行しており、不毛の砂漠と呼ばれています。

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転スラの地図を調べている人によくある質問

転スラの地図を調べている人によくある質問とその回答を簡単にまとめてみました!

転スラ ラージャ小亜国 どこ?

ラージャ小亜国は魔国連邦の西に位置しており、女王トワによって統治されています。かつては金鉱山があり金採掘で栄えていましたが、ほとんど採掘しきってしまった現在は見る影もなく衰退してしまいました。

転スラの舞台はどこで上演されますか?

舞台第二弾「魔王来襲編&人魔交流編」の公演は、東京は天王洲銀河劇場で2024年7月25日~28日、大阪はサンケイホールブリーゼで2024年8月2日~3日まで上演されます。

転スラの首都はどこですか?

魔国連邦の首都は中央都市リムルです。居住地区・迎賓地区・商工業地区・観光娯楽地区の主な4つの区画から成り立っています。名前を提案したのはリグルドで、満場一致で決まりました。結界が張られているため城壁はありません。

ジュラテンペスト連邦国の人口は?

首都リムルの人口は3万人、ジュラの大森林の全部族を含めた魔国連邦全体の人口は数百万を超えます。

まとめ

ここまで、ジュラ・テンペスト連邦国を始めとした、転スラの世界に存在する多くの魅力的な町や国を紹介してきました。

その国の歴史背景や住んでいる部族、産業など多様で細かな設定が盛り込まれていました。

キャラクターも十分魅力的ですが、そのキャラを取り巻く環境を知ることによって、キャラの深掘りにもつながっています。

巻を重ねるごとに、ますます広がり深まっていく転スラの物語を楽しんでみてくださいね。

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